Tシャツ
小さな豆電球の下で、
円い座卓を囲んで、家族で食事をした思い出。
土佐の高知のふるさとシンガー、豆電球さんの
子どもの頃の思い出シリーズTシャツを作ることになりました。
第一弾は、ポッと照らす電球の下で食事する家族です。
家族でない人が食事している場面として
とらえていただいてもいいのです。
とにかく、みんなで食べる食事は
一人で食べるよりもおいしいのです。
「いっしょに食事をする」という場面に、
昔ながらの温かさがあふれているのです。
家族だったり、近所のみなさんだったり、
親戚、友だちだったり、みんなでがやがやと
食卓を囲むひとときが、
一人一人の心に、宝物となって残るに違いありません。
香南市夜須町の
小学生バレーボールチーム「あべまき」
その昔、夜須小学校の運動場の真ん中に
おおきなあべまきの木があって、
何年もの間子どもたちを見守ってきたそうです。
ある日、その木は切り取られてしまい、
運動場のこどもたちを見続けた
あべまきの木は、姿を消してしまったのですが、
子どもたちの心の中には、
「あべまき」への想いが残っていたようで、
夜須小学校では、
「あべまき」という名前が、クラスの名前になったり、
学校の詩集の名前になったりと、
いまでも、たくさんの人たちに親しまれています。
バレーボールチームも「あべまき」として、
活躍を続けてきました。チームは、高知県代表として、
全国大会に出場した経緯もあります。
子どもの減少によって、数年間休部を余儀なくされましたが、
その頃の子どもたちが、今度は親になり、
また、あの頃のように小学生バレーの復活を!と声を上げ、
「あべまき」2代目チームが生まれることになりました。
早速、チームのTシャツを作らせていただき、
好評でした。
がんばれ、「あべまき」チーム!
夜須町、菖蒲谷団地という公営団地の、
住人たちが、何もなかったところから、
新しいふるさとを作ろうと、
この団地に「夢長屋」と名付けて、
毎年、楽しい企画をし、夏祭りを続けています。
写真は、夢長屋Tシャツ。
「夜須ながや、そうながや、夢ながや」という、
みんなで考えた言葉が入っています。
おみこしのない祭りには、手作りのミニねぶた。
金魚から始まって、毎年、人気のキャラクターなどに形を変えて
子どものために作られました。
今年、11年目の夏は、いままでと違って、
「妖怪ブーム」にのっかり、
「妖怪まつり」。
出店のスタッフ全てが妖怪に扮し、
お客様に対応します。
ついでに、お客さまにも、目玉をプレゼントして、
ひたいに貼ってもらい、妖怪になっていただきました。
これが、けっこう楽しんでいただけたようで、
会場が、おばけたちで賑わいました。
2007年は、思い出深い年となりました。
息子が甲子園に出場したのです。
小学校から、ずっと野球をやってきた息子、
身体は大きいのですが、
それほどセンスがあるほうではありませんでした。
でも、野球が大好きで、小学校3年生の時、
友達はまだだれも野球をやると言わないうちに、
「野球部に入る」と決め、友達を8人誘い、
野球をはじめたのでした。
大体が淋しがりやだった息子は、
中学校を卒業する時、大泣きしました。
でっかいくせに、「おお泣き」ですよ!
進んだ高校は、通っていた中学校から進んだ人は一人もいない、
高知県の東のはしの町室戸。
知っている人は一人もいない中に、
野球をするために、飛び込んでいきました。
そこで知り合ったメンバーは、みんなそれぞれ、第一志望ではなく、
何かの偶然で、めぐり合うことになった仲間たち。
そのめぐり合わせが、不思議なほど大きな力となったのです。
力を持った子が偶然にも集まって、
チームの力はどんどん大きくなりました。
四国大会でベスト4.(3位)。
1位だった高知高校が神宮大会で優勝し、
なんと、神宮枠で、春の選抜高校野球大会
(甲子園)に出場することになったのです。
保護者たちも、大変盛り上がり、自分達にできることをしよう!と、
おそろいの応援Tシャツをつくりました。
選抜大会の時は、トレーナーを作って、応援に。
このTシャツが、好評で、
たくさんの方に着ていただきました。
ひとつ残念なのは、このトレーナーがネットオークションに出品されていたこと。
人気が出るのはうれしかったけれど、
高校生の息子たちが、売りに出されたみたいで、
ちょっと、申し訳なかったですね。
これも、私にとって、大きな思い出の一作となっています。
「こじゃんとやるぜよ!」(すごく、がんばるよ)
http://blog.livedoor.jp/taibinbi/archives/51395977.html